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2025/11/7

2025/11/7

脂肪冷却は痛い? 痛みを抑えるためのクリニック選びを徹底解説

「脂肪を凍らせるなんて、すごく痛そう…」と、痛みが心配で脂肪冷却の施術に一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。実は、その痛みは使用する機器の性能や施術者の技術力で大きく変わります。安心して理想の効果を得るためには、施術を受けるクリニック選びが何よりも重要な鍵となるのです。

この記事では、脂肪冷却で感じる痛みの正体から、痛みを最小限に抑えるためのクリニック選びの秘訣までを徹底解説します。施術への不安を解消し、理想のボディラインを手に入れるための第一歩を踏み出しましょう。

脂肪冷却とはどんな施術?

食事制限や運動を続けても、お腹周りや太ももなど、気になる部分の脂肪が落ちにくいと感じる方は少なくありません。

脂肪冷却は、そのような特定の部位の脂肪細胞にアプローチするための痩身施術です。メスや注射器を使わず、体の外から脂肪を冷却することで、脂肪細胞の数を減らすことを目指します。

体への負担が少なく、日常生活への影響もほとんどないため、外科的な手術に抵抗がある方や、お仕事などで長い休みを取れない方にも適した選択肢の一つです。

脂肪冷却の仕組みと効果

脂肪冷却の技術は、水と脂肪が凍り始める温度(氷点)の違いを利用しています。

人の体の約60%は水分で構成されており、水は0℃で凍ります。一方、脂肪細胞内の脂質は、それより高い約4℃で固体へと変化し始める性質を持っています。

この温度差を利用し、皮膚や血管、神経といった他の組織には影響を与えない温度で、脂肪細胞だけを選択的に冷却します。

冷却され結晶化した脂肪細胞は、体内で機能しなくなった細胞とみなされます。そして、「アポトーシス」と呼ばれる、細胞が自ら壊れていく仕組みによって、自然に体外へと排出されていきます。

この体の代謝プロセスには時間がかかるため、効果を実感するまでには通常2〜3ヶ月ほど要します。

一度排出された脂肪細胞は再生しないため、脂肪細胞の数自体が減少し、リバウンドしにくい状態が期待できるのが大きな特徴です。

脂肪冷却のダウンタイムと安全性

脂肪冷却は、体を傷つけずに施術を行うため、体への負担が少なく、施術後の回復期間である「ダウンタイム」がほとんどない点が利点です。

施術を受けた当日から、入浴や運動など、普段と変わらない生活を送ることが可能です。

安全性に関しても、脂肪細胞のみを標的とするため、周辺の皮膚や血管、神経などを損傷するリスクは低いと考えられています。国内では、厚生労働省によって有効性と安全性が認められた医療機器も使用されています。

ただし、施術後には一時的に以下のような症状が見られることがあります。

症状の例原因と経過
赤み・内出血施術部位を吸引することによって生じます。
通常は1〜2週間ほどで自然に薄くなります。
腫れ・鈍痛脂肪を冷却したことによる軽い炎症反応です。
筋肉痛のような痛みで、多くは数日から1週間で治まります。
感覚の鈍さ冷却の影響で一時的に感覚が鈍くなることがあります。
通常は数週間から1ヶ月程度で元に戻ります。

これらの症状は、体の正常な反応であり、ほとんどが一時的なものです。ご不安な点がございましたら、いつでも担当の医師にご相談ください。

脂肪冷却の痛みはどの程度?

脂肪冷却に関心をお持ちでも、「痛みが心配」という方は少なくありません。たしかに施術中や施術後に、ある程度の痛みや違和感が生じる場合があります。

しかし、どのようなタイミングで、どんな感覚が生じるのかを事前に知ることで、不安は和らぎます。ここでは脂肪冷却で感じる痛みの特徴について、施術中と施術後に分けて詳しく解説します。

脂肪冷却中の痛みの特徴

施術中に感じる感覚は、主に「吸引」と「冷却」の2つの工程で生じます。痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的には次のような経過をたどります。

施術が始まると、まずアプリケーターと呼ばれる装置で脂肪を吸引します。この時、掃除機で強く吸われるような圧迫感や、つままれる感覚があります。この感覚は、施術開始から最初の5分~10分ほどが最も強く感じられます。

吸引と同時に冷却が始まると、冷たさによるジンジンとした感覚が加わります。しかし冷却が進むと、皮膚の感覚が一時的に麻痺していきます。そのため施術の中盤以降は、痛みや冷たさをほとんど感じなくなる方が大半です。

脂肪冷却後に感じる痛みや違和感

施術が終わった後にも、一時的な痛みや違和感が出ることがあります。これらは脂肪細胞が排出される過程での正常な反応であることがほとんどです。

施術直後には、凍らせた脂肪を均一にするためにマッサージを行います。この時に、少し強めの痛みや、凍っていた部分が解けていく感覚を伴うことがあります。

ご自宅に戻られてから数日間は、以下のような症状が見られることがあります。

症状の種類感覚の例持続期間の目安
鈍い痛み運動後の筋肉痛に似た感覚数日〜1週間程度
赤み・内出血軽くぶつけた後のようなあざ1〜2週間程度
感覚の違和感ピリピリする、触れても感覚が鈍い数日〜数週間程度
かゆみ・腫れ軽いむくみのような感じ数日程度

これらの症状は、冷却された脂肪細胞が体外へ排出される過程で起こります。通常は時間の経過とともに自然に軽快しますので、過度な心配は必要ありません。

脂肪冷却の痛みを軽減するためのポイント

脂肪冷却の施術に伴う痛みは、いくつかの工夫によって軽減することが可能です。痛みの感じ方には個人差がありますが、過度に心配する必要はありません。

痛みを最小限に抑えるためには、次の要素が重要になります。

  1. 使用する脂肪冷却機器の性能
  2. 施術を担当するスタッフの技術と経験

これらのポイントを事前に理解しておくことで、より安心して施術を受けられます。ここでは、それぞれの要素がどのように痛みの軽減に関わるのかを解説します。

脂肪冷却機器の性能による痛みの差

脂肪冷却で生じる痛みは、使用する医療機器の性能によって大きく変わります。比較的新しい世代の機器には、痛みを緩和するための機能が搭載されています。旧式の機器との違いは、主に以下の点にあります。

項目旧式の機器新しい機器
冷却システム冷却効率が低く、目標温度に達するまで時間がかかる冷却効率が高く、短時間で脂肪を冷却。冷たさによる不快感が短縮
アプリケーターの形状サイズや形状が限られ、体にフィットしづらい部位や脂肪量に合わせた多様な形状・サイズがあり、圧力を均一に分散

経験豊富なスタッフによる痛みのコントロール

施術前に脂肪の厚みや質感をしっかり見て、部位に合ったアプリケーターを選べるスタッフなら、引っ張られ感を減らすことができます。装着のときも、脂肪を均一に収めることで圧が一部に集中せず、強い圧迫感や内出血のリスクを抑えられます。

さらに施術中に「ちょっと痛い」と伝えれば、その場で吸引圧を微調整したり付け直したりしてくれるので安心です。表情を見ながら声をかけてくれるスタッフだと、リラックスしやすく、不快感も和らぎやすいでしょう。

脂肪冷却で痛みを避けるためのクリニック選び

脂肪冷却は、医療機関で行われる専門的な痩身施術です。そのため、施術を受けるクリニック選びは、効果だけでなく安全性や快適性に直結します。

特に施術に伴う痛みは、使用する機器の性能や施術者の技術によって軽減されることがあります。安心して施術を受け、望む結果を得るためには、クリニックの体制を慎重に見極めることが不可欠です。

ここでは、痛みを最小限に抑えるためのクリニック選びのポイントを3つ解説します。

  • 脂肪冷却の症例と実績を確認
  • カウンセリングで痛みに関する説明を受ける
  • 脂肪冷却後のアフターケア体制を比較

脂肪冷却の症例と実績を確認

クリニックを選ぶ際は、まず脂肪冷却の症例と実績を確認しましょう。

特に、アプリケーターの選択や冷却温度・時間の調整は痛みの感じ方に直結するため、経験豊富な施術者が在籍しているかどうかは重要なチェックポイントです。

これらを参考に、専門知識と実績のあるクリニックを選ぶことで、より安全に施術を受けられます。

カウンセリングで痛みに関する説明を受ける

施術前のカウンセリングは、不安を解消するためにとても大切な時間です。

信頼できるクリニックは、良いことだけでなく、痛みや副作用についてもきちんと説明してくれます。「痛みはほとんどありません」といった曖昧な表現ではなく、どのタイミングでどんな感覚があるのか、どのくらい続くのかを具体的に聞いてみましょう。

事前にイメージできることで、不安はぐっと和らぎます。

脂肪冷却後のアフターケア体制を比較

脂肪冷却のダウンタイムは比較的短いですが、施術後の経過には個人差があります。筋肉痛のような痛みや違和感が続くこともあり、不安に感じる方も少なくありません。

そのような時に、クリニックがどのようなサポート体制を整えているかが重要になります。施術後に気になる症状が出た際、すぐに相談できる窓口があるかを確認しましょう。必要に応じて医師の診察が受けられるなど、手厚いフォロー体制は安心材料になります。施術料金だけでなく、万が一の際の対応まで含めて比較検討することが大切です。最後まで責任を持って見守ってくれる、信頼できるクリニックを選びましょう。

痛みに配慮した脂肪冷却なら内視鏡ベルラクリニック銀座へ

脂肪冷却には多少の痛みを伴う場合がありますが、その多くは一時的なものです。また、使用する機器や施術者の技術によって、痛みは大きく軽減できます。
施術を受ける際は、クリニック選びが大事です。
カウンセリングで痛みについて丁寧に説明してくれるか、実績は十分か、アフターケアは整っているかなどをしっかり確認しましょう。
内視鏡ベルラクリニック銀座では、内視鏡専門医による総合的な肥満治療を提供しています。脂肪冷却に興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

髙橋 敬二

内視鏡ベルラクリニック銀座
院長髙橋 敬二

丁寧なご説明を心がけ、患者さまのご負担ができる限り少なくなるよう配慮しながら、安心して検査に臨んでいただける体制を整えております。

皆さまが安心して検査・治療を受けられるよう、誠意をもって診療にあたってまいります。どうぞお気軽にご相談ください。